漫画雑誌「山坂」第七号のこと

漫画雑誌「山坂」という同人誌があります。
僕はこの漫画雑誌がとても好きで、創刊号から欠かさず買っています。
掲載されている漫画はどれも、ちょっとした日々のちょっとした一部分を切り取って、
ちょっと距離を置いて淡々と描かれていて、読んでいてなんだか旅をしているような、心地よい気持ちになります。

このあいだ、第七号が出たのですが
いつも通りの良い雰囲気のマンガが載っていて
いつも通りなんとも心地よく読み進めていました。
読み進めると「がんばれチャグ!!」という漫画に描かれている
工場の作業や働いている人のようすや
休憩時間のようすや
お弁当の注文の名前書いてないのに、間違って食べてしますようすなどが
僕が以前勤めていた職場とそっくりで、おどろかされました。
仕事内容も、塗装機を扱ったりと、とても似ていたので、へぇーと驚きました。

この漫画、おそらく作者の私小説じゃないけど、日常の一部分を切り取ったものと思われ
ああ、僕もそうだったけど、塗料にまみれて仕事をして、漫画を描いてる人がいるんだな。
とか思ってページをめくると、山坂ヨサンセンという2人組が織りなす
ちょっとユーモアのある4コマ漫画が展開されて…
この落差というか、その漫画の裏では、塗装の仕事。
ホント静電塗装とか塗装機の清掃なんかはね、ドロドロ、乾燥した塗料の粉が目や鼻に入ったり
もうたいへんなんです。

「バクマン。」とか「まんが道」とか「アオイホノオ」とか
「ゲゲゲの女房」とかそういうのとはまた違った感じで
漫画に向かってる人がいるっていうことを
四コマを読んでると感じて、胸がえぐられるようでした。
まあ、ぼくもそんな感じで漫画に向かってると思うのですが。

もう文章むちゃくちゃですね。
お酒飲んで、この「山坂」第七号を語ると号泣しちゃいそうな感じです。

この記事を要約すると、
『僕は「山坂」のファンで、みんな働きながら漫画描いてることに、感動した話』ってところです。
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Author:アシタモ
ゆかいでほがらかなマンガを描くやりすぎコテコテ昭和な漫画家・アシタモ。
代表作「冒険少女」「痛快乙女みよちゃん」など

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